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肱川河川沿い復興公園(愛称:どすこいパーク)が、一部オープンしました

平成30年7月豪雨により甚大な浸水被害を受けた愛媛県西予市野村町において、肱川河川沿い復興公園(愛称:どすこいパーク)の一部エリア(防災広場)が、令和4年3月17日にオープンを迎えました。この場所は、豪雨時に一帯が約5メートル浸水したエリアであり、復興のシンボルとなるよう願いを込めて、豪雨の翌年から市民・行政・大学の協働によるワークショップで話し合いが重ねられ、計画が進められてきました。弊社は、肱川河川沿い復興公園の基本設計・実施設計を行いました。

オープン当日は、残念ながら雨天となりましたが、整備された休憩所(防災シェルター)およびその周辺でオープニングセレモニーが行われ、犠牲者への黙とうをささげたあと、テープカットをしてみんなでオープンを祝いました。その後は、室内イベントとなりましたが、幼稚園から小中高生、大学生、老人クラブ連合会、町に縁のあるアーティストなど、多世代によるライブやパフォーマンスが繰り広げられ、住民による復興まちづくりを進められてきた野村町らしい、一体感や活気ある雰囲気を感じることができました。
平成31年3月に策定された「のむら復興まちづくり計画」には、「肱川と共に生きる」という力強い目標が掲げられています。多くの人々の想いが込められたこの公園が、これからの希望を感じられる場所として愛されていくことを祈っています。

 

発 注 者:愛媛県西予市

施 設 名:肱川河川沿い復興公園 防災ひろば【約8,100㎡】

業務実績:基本計画・基本設計(全体)(令和1~2年度)、実施設計(防災ひろば)(令和2~3年度)

「広報せいよ5月号」での紹介記事はこちら

「西予市行政情報番組いいやん!西予」での紹介動画はこちら

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